タミャンカはイギリスと強いつながりがあった東欧産なので辛うじて品種名も載っている。(50年前ブルガリアは世界生産量ランキング6位そして1/4はイギリス向け)所がほぼいつでもフランス・イタリアに次いで偉大な産地と目されているスペイン、きら星のごとく素晴らしいワイナリーはあるのだが三番手イギリス人曰わく「どれを飲んでもスペインスタイル、安くて美味しいよ」とざっくりした評価しか流れてこない。
だがそんな偉大な産地がそんな単純なはずはなく多種多様な品種を抱えている、ティントヴェラスコもそんな一つなのだが調べてみると当たり前だがスペイン語機械翻訳で辛うじて読解で情報がほとんど取れない。
そんなティント・ヴェラスコ(tinto velasco)輸入元資料によると果肉まで赤い品種、グーグル検索するとまず5ヘクタール栽培されている希少品種、Garnacha-tintoreraがスペインwikiに乗っているこれはフランス語でアリカンテ、これも果肉まで赤い品種で昔はかなり植えられた品種であった。またスペイン語でtintoは着色の意で黒系葡萄に用いられるとの事。
またPrefiloxéricaと書いてあるので百年前から存在している品種であるらしい、同じ赤い果肉という特徴から想像するにアリカンテの親だったら名前が載っているので親戚筋、少なくともアリカンテが大量生産用に改良された交配種なのでティント・ヴェラスコはより味わいが深いワインが作られるスペインの新しい可能性かもしれない。
あくまでネット情報で知識もあやふやなのでほとんど推測なので与太話程度の話。それにしてもアリカンテ自体時々グルナッシュの別名らしいとかプティ・○○(プティとついてても全く別な品種の時もある)と配合など久々に違言語空間を体験しました。