知っている人は相当オタクな品種その1タミャンカ。
飲めば必ず記憶に残るグレープフルーツやレモンなどのかなり強い果実香が特徴、同じ様に香辛料やライチ香で有名なゲベルツトラミネールに近い特徴の品種。
ほぼトップ評論家のジャクシス・ロビンソンも最高のワインが生まれる品種であると評価しているが誰も知らない、その理由はまずブルガリア・ルーマニアそしてドイツで栽培されワイン大好きイギリス人はいいとしても日本では首都名すら怪しい遠さ。
そしてこのワインメーカーテラ・タングラは世界を伺う実力があるワイナリーなので感じないがタミャンカの様な強烈な香りを完全に辛口にすると味とのバランス取りが難しい。そのバランス取りに高い技術で辛口にしたのも素晴らしいことだが甘口仕立て長期熟成させたものも素晴らしいワインが出来る。
現在主流の「辛口」というのにもこれまた歴史の変遷があるのだがとりあえず辛口でないと売れない、つまり甘口ワイン(も造れる)品種と言うことで多分これからもマイナーであると思われる。
・・・フルミント種がシャルドネ種よりメジャーになったらそうでなくなるかもしれないが