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ヌーヴォー・NOUVEAU・NEWEST

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F1カーは一般車とはかけ離れた車輪も運転席も剥き出し独特のフォルム、その代わりレーシングカー最高峰430km/h。

430kmの世界では操作誤るだけで大事故しかし安全性を考えパーツを付ければ速度はでない、何を足してもだめ引いてもだめの構成だから達成できるレーシングカー最高時速なのである。

ワインの世界でボジョーレ・ヌーヴォーもF1カーに負けないくらい最速出荷に向けて構成されている。

1 ガメイ(gamay)

ワインの原材料葡萄も植物なので花を付け果実を実らす、普通の葡萄が9月から10月に始めるのに対してボジョレーワインに使われるガメイ種は8月から収穫できる大変早熟品種である。

2 ボジョレー地方

ロマネ・コンティも含まれるブルゴーニュ地区のよくなかったことにされる南の方(生産量は北と同じくらいある)、北よりも温暖なため北で使われる葡萄を使うと熟しすぎてワインとしては焼けた味になってしまうため植えられない。

ところがガメイの様に早熟品種にはボジョレー地区の気候が合致し他地方より早い葡萄栽培が実現する。

3 マセラシオン・カルボニック法

日本語にすると炭酸ガス浸潤法。通常は葡萄を潰してジュースにしてからワインにするが二酸化炭素で充満されると葡萄は潰さなくてもワインになる魔法な様な方法。潰さないことにより苦み(タンニン)がほとんど抽出されずフルーツさが際立つ味になる、また通常発酵過程は数週間かかるものが一週間切る速さで終わる。

4 飛行機輸送

通常ワインは船で運ばれる。欧州から日本までは喜望峰かスエズ運河・マラッカ海峡を通って約世界半周月日にして一ヶ月超の旅。それが飛行機なら2日ほどで到着が可能、ただ運賃が高い!ものによるが下手すればボジョレーヌーボーの半分は運賃で出来ている。

毎年店頭に並んで当然に見えるが以上の構成をもってなんとか十一月第三木曜日という日に発売しているのである。

なお船便ボジョレーは12月中旬、普通のワインは早くても次の春ボルドーやブルゴーニュなど高級産地ならば夏に試飲会だけして発売は2,3年後である。

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